機織りの作家、寺田靖子さんが作ったウエストポーチです。
絹やウール、綿や麻、異種材を組み合わせて布を織ると、それぞれの収縮率の違いでおもしろい質感が出るのだそうです。それらの効果は織ってみるまで分からなくて、ひたすら自分の好きな生地を作り出すために、寺田さんは織りつづけています。
今回のウェストポーチは、仕事をする女性が筆記用具などを入れておくために作られています。女性の洋服にはポケットのないものが多く、またあっても物を入れると形が崩れるなどの要望から制作を依頼されました。
ベルトに通して使うのはもちろん、トートバッグの中で迷子になりやすい定期券や鍵を入れたり、会社の中ではハンカチやサニタリー用の小物を入れてポケット代わりにするなど、使い方はたくさんあります。
そして、機能第一とはいえ、そこにもハンドクラフトの味わいがちゃんとあります。生地はもちろんですが、チャックの持ち手にまで皮が使われていて、大人の女性が持つのにふさわしい仕上げになっています。
商品仕様： 幅約8.5×高さ約13×マチ約4cm 毛70％、綿15％、リネン10％、ナイロン5％ 日本製
ウール混ですので、秋から冬向けの生地になっています。
